2017年05月01日

出逢い

ウチの和馬がまーた意味不明な紹介をしてくれやがりました、中長距離3年の後藤健介と申します。

今年度初投稿ですのでもう少し自己紹介を。出身は広島県広島市です。8月6日は忘れない。小4の授業でお好み焼きの焼き方を会得済み。野球もサッカーも横浜に魂を売るなんてないない。得意なチーズケーキを作るときは必ず広島県産レモンを搾って入れてる、広島県産男子です。あ、親の故郷である宮崎の血が混じってたりもします。

陸上歴は中学から始めて9年目です。専門は1500。大学から800やマイルにも挑戦させてもらっていますが、一番好きなのは1500です。あと2014年に県高校駅伝で50年ぶりの2位を勝ち取ったことが今でもちょっとした誇りだったりします。
ちなみに高校の名前は「広島皆実」と書いて「ひろしまみなみ」と読みます。県外に出るや「かいじつ」と読まれるのが皆実生のお約束です。覚えてやってく…れなくてもまあいいですけど。だいたいこういう人間です。よくわかりませんね。



本当はまた前回のスウェーデン/ラトビア旅行記みたいに楽しい話を書きたいんですけどね。残念ながらこのブログはそんなに回って来ませんので、タイトル通りほんとに書きたい真面目くさい話を書きます。ごめんなさいね。ちなみにスウェーデンのあと行ったラトビアも最高でした。街はオシャレ、酒は美味い!(スウェーデン編については前回をご参照ください)


あ、先に言っておくとここは「人生が辛くなったら見るサイト」とかじゃないですからね。ここ、陸上部のブログです。一部員の主観的な意見です。 
だから参考にしてくれてもいいですし、「読まなきゃよかった」と思いつつウインドウを閉じていただいても構いません。





はい、「出逢い」。春にぴったりなこのテーマです。特に近年はSNSの普及によって、春の出会いと別れっつうものはひと昔前よりは軽い要素と見られつつある様に感じます。卒業された先輩方や高校の友達ともまだなんぼでも繋がれますし、新入生とSNSから連絡をとって練習に呼ぶという手も。今は指先一つで出会えるし、別れるかどうかも自由自在なんですね。それはそれで別に良いことなのかなとも考えます。そういう時代なのでしょう。





でも、今回お話したいのはそういうことではないんです。





自分が言いたい「出逢い」っていうのは、親友とか何でも話せる大事な人ができてそれによって自分が変わるとか、逆に「別れ」もあって、そういう大事な人にもう会えなくなるとかそういう話です。




自分は2年生の間、体を壊したり怪我をしたり、いろんな事で悩み落ち込み、酷い有様でした。実はここのブログを読んでくれていた祖父母従姉妹一家や、入ってくれた新1年のみんなには物凄く言いたくないんですけど、皆が今見てる自分は半年前の自分とはまったくの別人です。




なぜ今は別人か、なぜ自分は変われたのか。




それは親友やゼミ仲間、陸上部の後輩など、いろんな人に出逢ってこれたからです。





いろんな人と出逢って話をして、いろんなモノを吸収し、練って考えて、そういうことを通して少しずつ新しい自分を創って変わることができました。



具体的には、もう少し自分を大切にして弱い部分を許して受け入れられるようになりました。
弱さも含めてこれが正真正銘本当の自分ですって、等身大の自分で闘っていけばいい。今はそういう考えでいます。だから今の自分は前ほどギスギスせずいくらか余裕があって穏やかに見えてるのではと感じています。




そして今年も、更にいろんな人と出逢っていろんな話をしたいです。これからもまだまだ自分は変わっていきます。









そして対の存在、別れもある。
あなたは、身近な人にもう会えなくなるということを想像したことはありますか?



もちろんそんなことはないのが理想です。しかしそれは必ずあること。



いきなり残酷なことを言うのもなんですが、人間は必ずいつか辛い別れというものに向き合わなくてはなりません。




だからこそ、それだけ出逢いを大切にしてください。誰でもいいのでもう少し自分のことを話してみてください。そしたら相手の話も聞いてあげてください。
それから感謝の気持ちを伝えてください。





そうやって人と関わることを続けていれば必ず人間は変わります。そしてどういうカタチであれ別れが来ても、自分の心の中に別れた人は居続けるでしょう。その人から引き継いだ意志は、必ずいつか自分を助けてくれます。





冒頭で述べた自分の名前、「健」は二代前から受け継いでいる字で、「介」には「人と助け合って生きてほしい」という願いがあると教えられました。




人と助け合って生きていくには、まず人と出逢わなければなりません。だから自分はこの恵まれた出逢いを大切にします。




もちろん陸上だって大切な出逢いの一つです。陸上をしていなかったら、陸上を通して創り上げた自分でなければ、今まわりにいる人とは出逢っていません。


ポイント練習とレースのあとでトラックに一礼をしているのは、そういう気持ちを忘れないためです。


特に「1500m」。壁に当たったときは何度もこの競技に光をもらいました。この種目にカタチがあるなら何度ありがとうと言って抱きしめたことでしょう。そんな感じです。そのくらい好きです。この種目が。




ということで、今のところ自分は駅伝まで陸上を頑張るつもりです。折角出逢った陸上を最後まで大事に無茶せずやりきりたいです。今は不調ですが、調子を上げることをきちんと長いスパンで考えています。9年目のチカラを見せてやります。







最後に、陸上部に入るか迷っているあなたへ、



ここにはひょっとしたらあなたの人生を変える「出逢い」があるかもしれません。
自分自身、大学から陸上を始めた、かなりソリの合わない先輩に多くのことを学びました。
数ある「陸上部」という存在のなかでも面白い集団です。俺らは。



上の「ここには~しれません」だけ見ると胡散臭い出会い系サイトの宣伝文句にしか見えませんが、まあ気長に待ってます。歓迎するけえね。









長くなってごめんなさい。誰に回そうかな?あまりにもしんみりモードな話を書いてしまったので、ちょっと読んでて楽しくなるような文章がいいですよね?


というわけで次の人!彼女曰く「最近ツッコミという技を覚えつつある」らしいので、持ち前のボケと合わせてうまく炸裂させてもらいましょうかね。彼女の書いたまとめ記事は必見です。あんま読んだことないけど。


最後に、せっかくなのでスウェーデンとラトビアの景色でも載せておきます。一つ目は魔女宅のモデルになった街、あのストックホルムですよ。



出逢い
出逢い
出逢い
出逢い


同じカテゴリー(後藤”けんすけ”)の記事
 引退宣言 (2018-09-24 17:48)
 最初で最後、夢と反省。 (2018-06-01 18:53)
 桜は散ってく。 あなたはどうする? (2018-04-02 16:06)
 “ I am the captain of my soul ” (2018-01-03 20:07)
 出会いと さよならとが 決意(おもい)を強くさせた (2017-12-25 01:02)
 氷点下の気温にはもう慣れました。 (2017-02-13 09:57)

Posted by 横市大 陸上部 at 15:44│Comments(0)後藤”けんすけ”
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。