2024年09月30日

27大お疲れ様でした

ついにアンカーに回ってまいりました。そして本日をもって引退することになりました。牛山美悠です。これが遺言になりますね。

テーマは夏休みの思い出とのことでしたが、ん?夏休み??看護学科生に夏休みってないんですね、実習での思い出を書き連ねたい所ですが、個人情報保護の観点から詳しいことは書けませんので看護師の仕事についてお話しいたします。


看護を分解すると、

アセスメント

看護診断

看護計画

看護介入

看護評価

の5つの段階があります。それぞれ何をするのかざっくり言語化すると

客観的・主観的データを集めて患者さんに生じている状態を解釈する

医者が診断をつけるみたいに、生活の視点で生じている問題に診断をつける

問題を解決するための計画を立てる

実際にやる

介入による心身の変化を評価して、計画を改善する

こんな感じになります。中でも最初の段階であるアセスメントを詳しく見てみましょう。

昨日手術をした患者さんがいたと想定してみます。
「おはようございます、看護師です。お部屋に入りますね。失礼します。」
お部屋に入って、患者さんに声をかけると、患者さんが、

「昨日手術をしたお腹のところが痛いです。」
と訴えています。
これは患者さんの主観的情報になります。

客観的情報も集めましょう
・血圧→正常値より低下している
・心拍数→正常値より上がっている
・体温→いつもよりちょっと高い
・手術の後お腹に溜まった血液や滲出液を排出する機械(ドレーンといいます)
→多量の真っ赤な排液(血性)が見られる

これらを解釈します。
患者さんが強い痛みを訴えているので何か問題が生じている可能性があるな。術後1日目は手術で縫い合わせたところから出血しやすい時期。血圧が下がっているのは縫い合わせたどこかから血液が漏れてしまっているかも。血圧を保とうと心臓が頑張って心拍数が上がっている可能性もある。ドレーンから血性の排液が多量に見られてることからお腹の縫ったところから出血してしまっている可能性が高い!

これは本当に簡単な一例です。このように看護師は得られた情報を手がかりに健康を脅かす問題の原因を解き明かす名探偵というわけですね。
、、、そうなれるように頑張ります。

最後に部活のことも書かせてください。
中学生から陸上を始めて10年が経ちました。もともと選手でしたが、陸上って大変だったり、辛いことばかりじゃないですか。それでもここまで辞めずにきたのは、大変なことを相殺するくらいの嬉しい瞬間や、一緒にいたいと思える仲間がいたからだろうなと思っております。扱いにくい私とここまで付き合ってもらって、皆さまには感謝しています。あと、クリスマスと共に帰ってくる松岡をよろしく!


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Posted by 横市大 陸上部 at 20:43│Comments(0)牛山”みゆ”
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