横浜市立大学陸上競技部

　お久しぶりです。四年生の今井です。
なんか「大学生活を振り返って」というテーマで書いてくれということで
日記のお鉢が回ってきたわけなんですけど、僕は卒業しないんですよね。


大学のほうにはほとんど出向けないと思いますが、後輩のみなさん、
たまに会うときは邪険にしないでやさしく対応してくれるとありがたいです。

さて、後輩やこれから陸上部に入るかもしれない高校生に向けての話でしたね、トクロー君。

まず陸上に関して言えば、いろいろありましたね。本当に。でも、楽しかったです。変な人たちも多くて。
僕たちの練習環境はわりとめぐまれているほうだと思います。
使える土のグラウンドとトレーニング室が学校にあるし、走って10分以内の場所にクロカンのコース、
急な長い坂、平らな砂浜もあるし、海も近くて夏場はただでクロストレーニングとして泳げるし。
練習の様々なバリエーションを作れて飽きないようにできるのはいいことなのだなぁ、と僕はかんがえました。
下手な私立校よりも良いですよね、たぶん。
故障したとしても（もちろん、しないに越したことはないのですが）、いろいろ取り組められるのはいいことです。
陸上競技のいいところの一つは、アプローチが変われば、それが結果として如実に表れることでしょう。
他のスポーツと比べても、これほど自身の立ち位置がわかりやすいものはないです。
だからこそ、日々やるべきことがわかっている人ほど確実に成長できるのだと思います。

就活や勉強に関しては、僕は全然言えません。
みんな、同期、後輩は僕よりも真面目で優秀なので。むしろ僕にアドバイスをください。
一つだけ言うのなら、勉強も興味のあることはやっておいたほうがいいというくらいでしょうか。
それが例え遠回りになろうとも、良い結果がでなくても、やっておいたほうがいいです。
それと大事なものはたくさん持っておいたほうがいいですね。
どこかで心が折れそうなことがあっても、それが支えてくれますから。

とりあえず、四年間を思い返してみるとあっという間だったなという印象。
どこかで人の一生の体感時間は20歳で半分なのだとジャネーとかいう人が言っていたような気がします。
そして、そのあとの一日一日の時間はどんどん短くなるのだとか。
僕たちの大学生であるうちに、折り返しになるのだと思うと、うおおって感じですね。
あれもしたいこれもしたいと考えるなら、今のうちにやっていきましょう。
それでは。