横浜市立大学陸上競技部

1年生が入部してきてくれて、私は今幸せです。
私のことを覚えていない人も多いように感じるので、今再び自己紹介します。
4年の越前忠司です。
1年生が名前で呼んでくれた時、平静を装っていますが、心の中では喜びで震えています。

さて、もう何週間か経ちましたが、関東インカレで800mを走ってきました。
結果は、予選敗退でした。レースのペースも早くなかったため、余裕をもってラスト100mあたりまでついていたのですが、最後は思ったよりも脚が動かず、負けてしまいました。自分と同等以上の実力を持ち、タイプも似ている相手にラストの直線で後ろから抜くという戦略をとってしまったことが一番の反省です。スピードでは私が有利でしたが、持久力の面の分析が足りていませんでした。私の場合はキャリアが浅い分、運動能力とは異なる部分で能力差をひっくり返して、TOTALで勝つことを常に考えなければなりません。もっともっと頭を使う必要がありました。
私の最大の武器は、常識に囚われずに考えられることだと思うので、それを活かして今度こそ。
なんにせよ、あのような大きな舞台で、多くの方に応援していただきながら走るのはとても気持ち良かったです。これからもっと頑張って、皆さんに恩返ししていきたいと思います。
応援して下さった皆さんには本当に感謝しております。
ありがとうございました。
来年は関東インカレを対校戦と呼べるような人数で迎えられんことを・・・。

話は変わりますが、就職活動と陸上競技の両立は難しかったのか、春から体調を崩してしまいました。そのせいか、元々おでこは広いのですが、生え際が後退してきたような気さえします。
平静を装っていますが、心の中では恐怖で震えています。
そんな時、孫正義さんの言葉に勇気をもらいました。
「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのだ。」
また、知恵を絞り出せ！と叱咤激励するときには、
「おまえ、頭がハゲるほど考えているのか。おれは考えている。」
もしかしたら私は成長の過程にいるのかもしれません。
そうなれば前進あるのみですね。
世の男達はまだまだ頑張りが足りないようです。

最後に、次の指名を。
さわやかとイケメンを足して、2で割りそびれた男、新保の敦くんにお願いします。
彼にはいつも大変お世話になっているので、今度お寿司をおごりたいと思います。