横浜市立大学陸上競技部

こんにちは。
5月20日に関東インカレ女子1部10000mWに出場させていただきました、3年の安藤です。
まずはじめに、これまで支えてくださった皆様、応援してくださった皆様へ･･･本当に有難うございました。
私が関カレに出場できたのはいつも側で支えてくれていた人たち、私の我が儘を聞き、私を理解してくれた人たちがいたからです。
皆さんの力なしにはあの舞台に立つことはできなかったと思います。深く感謝申し上げます。

3年前のちょうど関カレと同じ時期。インターハイが懸かった高校総体がありました。
結果は失格。
高2の冬から春先にかけて歩型が乱れ、最後まで直りませんでした。
ただただ悔しかった･･･
回復の兆しが見えない、闇の中にいるような気分でした。
総体が終わり、当時（今もそうですが）技術指導をしてくださっていた先生が私に言ってくれた言葉

”また一からやり直そう。一緒に関カレ目指してみないか？”

この言葉がなかったら、私は大学で競歩を続けていなかっただろうし、関カレを目指すことも、関カレの舞台にも立つことはなかった思います。

大学で競歩を始めてからも最初の一年は失格続きで苦しい時期が続きました。
いくら練習しても全然よくならない。自分がやってきたことは間違っていたのではないか･･･そう思い、試合に出ることが怖くなったり、人前で歩くのが嫌になったりしたこともありました。
それでも先生や仲間、家族に沢山支えられてようやく昔の感覚を取り戻せるようになりました。
だんだん調子が上がってきて、今年の元旦競歩で標準を切ってやっと掴めた関カレの舞台。
本当にここに来るまでが長かった～。

そして迎えた関カレ。
試合前に体調を崩すなんて自己管理がなっていないし、誰が聞いても呆れるでしょう。
でも何とかレースに出ることができてよかったです。神様が私を救ってくれました。

試合前日までは体調のこともあり、不安しかありませんでした。
でも、友達や仲間との電話やLINEのやりとりの中で、”自分がこの舞台に立てることがどれだけ幸せなことなのか”を思い出してからは、今自分にできることをやりきろう、せっかく掴んだ舞台なんだから楽しもう！　と思えるようになりました。（本当に有難う。気持ちが切り替えられました）
いざ、舞台に立ってみるといつも練習している日産が全く別の場所かと思うくらいの光景でした。
スタート前涙が出そうになりました(^_^;)いけないいけない･･･泣いたらあかん！

タイムはベストではなかったけれど、終わった後はっ本当に清々しい気持ちでいっぱいでした。
私の歩きを見た人たちに私の思いが少しでも伝わっていれば、何か刺激を与えることができていたら幸いです。
何より、ノーマークで完歩できたことがよかった･･･。
3年前には想像もつかなかった舞台で、綺麗に歩けるようになった私の姿を先生と両親、妹、仲間に見せることができてとても嬉しかったです！
沢山迷惑をかけて心配をかけて支えてくれた人たちにようやく恩返しができました。
競歩続けてて本当によかった、と心の底から思っています。

今後については･･･
う～ん、やっぱりまた関カレ出たくなっちゃったよ･･･。
実習1日だけどうにかならないかな･･･まあ、どうなるかわかりませんがわずかな可能性にかけるのもアリかなあなんて思ったりもします。
でもとりあえず今は目の前にある試合ひとつひとつで記録更新できるように頑張ります！
引退するときまでに53分台出します！！


長々と書いてしまってごめんなさい。
さてさて次は怪我から復帰！彼の背中を見て皆も何か感じたはず！同期のあの方に関カレを振り返ってもらいましょう(^^)♪