2012年08月03日

オリンピック

ロンドンドン、ロンドンドン、ロンドンロンドンロンドンドン!
…という民放アナの五輪CMの掛け声が頭から離れない、佐藤(2年、ハンマー)です。

連日、ロンドンオリンピックの熱戦が繰り広げられてますね!
開幕から重量挙げ・体操・競泳などの競技を、眠気に耐えながら観戦してます。
体操の内村選手が、団体でのミスから気持ちを立て直して個人総合で金メダルを獲得した演技には感動しました(T_T)

陸上競技は今夜始まったばかりですが、これからが楽しみです♪
特にハンマー投!室伏選手に頑張ってもらいたいと思います。
男女のマラソンも、日本勢に上位に食い込んでもらいたいですね!

ちょっと長くなりますが、テーマフリーなので昔の話をしたいと思います。

1964年東京五輪マラソン銅メダリストの円谷幸吉選手は、僕が最も尊敬する陸上選手です。
誕生日が同じということもあり、中学で陸上を始める前から親近感を抱いていました。

2位で国立競技場に帰ってきた彼は「男は後ろを振り向いてはいけない」という信念を持っており、後ろから来る選手に気づかずに抜かされてしまい、3位でゴールしました。

最高の結果を収めたあと「メキシコで金」という目標に向けて練習していたものの、ケガなどによって良い走りはできなくなっていきました。
国民の大きな期待に答えられないことに悩んだ彼は、1968年に自ら命を絶ちます。

僕は、円谷選手のように皆の期待にこたえられる選手になりたいと思っています。
しかし同時に、期待に応えんがために自分のを命をすり減らす競技人生を送ってはならないとも感じています。
まずは、期待に応えられるような選手にならなくてはならないんですがね…

68年メキシコ五輪で同じく2位で競技場に帰ってきた君原健二選手は、ふだんは振り向くことをめったにしなかったにもかかわらず、珍しく後ろを振り返りました。
「(すでに故人だった)円谷が振り返らせたのかもしれない」という言葉が残っています。
後ろの選手に気づいた君原選手は14秒差で逃げ切り、円谷選手の銅を上回る銀メダル。

この東京とメキシコでのマラソンは、オリンピックの感動と、その裏にある選手たちの苦悩を表しているように思います。
そんなことを頭の片隅に置きながら、選手の努力に敬意を表しつつ、オリンピックを観戦していきます!

がんばれ、万国のアスリートたち!


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Posted by 横市大 陸上部 at 23:56│Comments(0)佐藤"大将"
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